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産婦人科/臨床遺伝科

専修医募集案内

産婦人科

循環器・心疾患を持つ 女性と子供に安心を。“循環器専門病院での産婦人科 ”を学ぶ。

当院では、循環器疾患を持った女性に安心して診療を受けていただける場を提供すること、また児の心臓病が疑われる場合に、胎児期から出生後まで切れ目のない医療をおこなうことを目的に、2014年産婦人科が開設されました。小児科・循環器内科・心臓血管外科・臨床遺伝科との協力体制のもと、全国でも数少ない“循環器専門病院での産婦人科”をしっかり学ぶことができます。

研修上の特徴

豊富な症例

豊富な症例

周産期センターでも対応困難な症例の紹介も多数あり、豊富な症例を通して充実した研修が可能となっています。

各種資格の取得が可能

各種資格の取得が可能

日本産科婦人科学会のほか、各種資格取得に向けた研修が可能です。

学会活動を支援

学会活動を支援

日本産科婦人科学会をはじめとした国内各学会はもとより、海外での学会発表も積極的に支援しています。

診療上の特徴

胎児心臓病

胎児心臓病

当院では年間50例以上の胎児心臓病の分娩があります。各症例について、胎児期の管理から分娩方針、出生後の治療等に関して関連診療科との合同カンファレンスを毎週おこなっています。

循環器疾患合併妊娠

循環器疾患合併妊娠

心疾患の診断・治療技術の進歩により、先天性心臓病や不整脈等を持った女性で、妊娠・出産を希望される方が増えてきました。当院産婦人科は、関連診療科との連携の上、これらの症例を積極的に受け入れています。

出生前検査

出生前検査

出産年齢の高齢化にともない、出生前検査を希望する妊婦が増加してきています。当院では、臨床遺伝科との協力体制のもとにNIPTを実施しているほか、FMF有資格者によるNT等計測による初期スクリーニングなど、各種出生前検査をおこなっています。

診療科からのメッセージ

産婦人科は開設後まだ日は浅いですが、2016年にはすでに分娩数が150例を超え、大きく発展しつつあります。胎児心疾患合併妊娠、母体心疾患合併妊娠が分娩に占める比率が高いことも当院の特徴です。

当院での分娩数は、年間200件弱とそれほど多くはないですが、他院では学ぶことができない母体心疾患、胎児心疾患の分娩が、分娩数の半分以上を占めています。無痛分娩は、医学的適応や希望の方を含めると25%の症例で実施しています。出生前診断は臨床遺伝科の協力のもと行っており、NIPT検査は年間200件、初期超音波検査は年間100件前後です。いずれも産婦人科が主体的に診療にあたっています。(産婦人科 副部長 診療責任者 前田 佳紀)

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先輩医師からのメッセージ

産婦人科 非常勤医

小野 良子 先生

“循環器専門病院での産婦人科”で、数多くの貴重な症例を経験できます。

私は2016年度より産婦人科のレジデントとして榊原記念病院に赴任しました。循環器専門病院であることから、心疾患合併妊娠や胎児先天性心疾患といった、他ではなかなか診る機会がない症例を数多く経験しました。主治医制を採らず、一人一人に時間をかけて診察し、全員で方針を検討しながら診療にあたっているので全症例について深く勉強できます。また超音波検査にも力を入れており、NTを始めとするFMF認定のライセンスや胎児心臓エコーなど出生前診断の技術も取得でき、周産期科医として成長するのにとても魅力的な病院だと思っています。

臨床遺伝科

循環器に関する遺伝医療の先端を学ぶ

2016年4月に臨床遺伝科が開設されました。マルファン症候群、エーラス・ダンロス症候群、遺伝性不整脈、心筋症などの患者さんや妊婦さんを重点的に見ています。遺伝学的検査や遺伝カウンセリングも含め、診療各科の先生方や臨床心理士さんと協力しながら、家族も含めた包括的な診療を目指しています。患者会との交流も盛んです。

豊富な症例数と実績、教育

後期研修医・専修医募集案内パンフレットは
こちらからダウンロードできます。